イラストレーターの一括アウトライン化を簡単に。
グラフィックデザイナーやイラストレーターさんなどDTPを業務として働いているデザイナーさん方にしたら、知ってて当然の事だと思いますが、Adobe Illustrator CCにて、デザインデータ内の文字(フォント)を一括でアウトライン化する方法をご紹介します。
アウトライン化しないで印刷会社にデザインを出稿してしまい、デザインがぐちゃぐちゃになった印刷物の山を見て、こっぴどく怒られた事はありませんか?…私は無いですけど(汗)
名刺やチラシ、グラフィックデザインのデータは、「カラーモードはCMYKに設定し、アウトラインする前のデータとアウトライン化したデータ、デザイン修正毎のバージョンをそれぞれ管理」と上司や先輩、アートディレクターの方に口酸っぱく言われているのではないでしょうか?
当たり前の事ですが、印刷前のデータチェックはやはり細心の注意を払います。
「アウトライン化できてない文字は無いかなー?ドキドキ」
そんなこんな、イラストレーターCCを使って一括アウトライン化の方法を綴ります。工程は2つ。
スポンサーリンクまずは、画像のように下記順番で全てのテキスト(文字)を選択します。
————
選択 ⇒ オブジェクト ⇒ すべてのテキストオブジェクト(またはポイントオブジェクト)
または、
全て選択ショートカット、(Win)Ctrl + A、(Mac)Command + A
————
次に、全てのテキスト(文字)を選択している状態で、下記を実行!
————
書式 ⇒ アウトラインを作成((Win)Ctrl + Shift + O、(Mac)Command + Shift + O)
または、
右クリック「アウトラインを作成」
————
0秒 (Win)Ctrl + A、(Mac)Command + A
1秒 (Win)Ctrl + Shift + O、(Mac)Command + Shift + O
2秒 終了!
はいできました!工程はたった2つ。簡単でしたでしょ!
文字(フォント)をひとつひとつちまちま選択してアウトライン化している人はいませんか?
この一括アウトライン化を覚えたら楽ちんポン!で全ての文字のアウトライン化ができます。
業務で覚えておきたい「アウトラインできてない文字(フォント)を逃さない方法」でした。
でも、確認は必ずして下さいね。
(Win)Ctrl + Y、(Mac)Command + Y でアウトライン化されているかされていないかが確認できます(ちょっとわかりづらいけど)
お試し下さい。
私は、フリーランスWebデザイナーとして活動しておりますが、過去、Web制作に付随して名刺やチラシの作成を依頼される事も多々あり、Adobe Illustratorは実践の中で独学で勉強してきました。Illustratorも進化を続け、まだまだ勉強不足、経験不足ではありますが、イラストレーターやフォトショップの話もご提供していければと思います♪
フリーランスWebデザイナーとして活動をはじめて18年。全国の私を必要としてくれる方々からWordPressでのWeb制作のご依頼を頂いております。
各地のコワーキングスペースやWordPressの勉強会(WordBench/WordCamp)などに顔を出し、様々な人達とご縁をいただき刺激を受け、学んだこと感じたことを、日々のお仕事や自社メディアへの開発・配信にと繋げております。妻、子、プードル2匹と里山暮らし。
当ブログで公開されているテキスト、画像、イラストなどに関する権利は、当方に帰属します。
著作者の許諾を得ることなく複製、改変、転載、販売、出版など著作権法そのほか法律に触れる行為は禁止されております。
© 2004 webdesignwork ALL COPYRIGHTS RESERVED.